メンズエステはそもそも、抜きもお触りもない健全なものです。だのにこの記事のタイトルは一体どういう事か、とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
悲しいかな、メンズエステのお店の中には、抜きやお触り、本番を容認しているお店があるのです。容認どころか推奨しているお店まである始末。
それは最早メンエスと名乗る資格もない風俗店です。というかいわゆる違法店というもの。これから働くお店を探しているセラピストさんたちは勿論のこと、メンズエステを純粋に楽しみたい男性たちのために、健全店と違法店の見分け方をご紹介していこうと思います。
そもそも何でダメなのか
メンズエステは前述したように、抜きもお触りもない、アロマトリートメントなどを目的としたマッサージ店です。性的なサービスを目的として営業していないので、風俗店としての届け出を出していません。
そういったお店で性的サービスをすることは、違法行為になってしまい、バレてしまえば警察のご厄介になります。さらに、摘発されることで業界自体の風当たりが強くなり、いずれはメンズエステ自体がなくなってしまう恐れも……
違法店を儲けさせてのさばらせたくはありませんから、この記事を読んでいる皆様には、しっかり見極め方を覚えて行って頂きたいです。
見極め方その① 固定電話がない
メンズエステではどのお店にも電話番号があります。何を当然のことをとお思いでしょうが、その番号に問題があるのです。
大抵、健全店の場合は固定回線の電話番号が記載されています。東京の場合03、大阪の場合は06から始まる番号。たまに携帯番号の記載しかないお店があるのですが、そういったお店は極めて怪しいお店になります。
なぜお店の番号が携帯電話だと怪しいかというと、何かあったときすぐ逃げることができるからです。しかも、そういうお店は対応が悪かったり、ルーズだったりします。ちなみに、IP電話の050から始まる番号も要注意。
見極め方その② 広告等を見かけない、店名がコロコロ変わる
広告費をかけて宣伝しているお店や、SNSなどで健全・高級さを売りにして宣伝しているお店は健全な店舗です。大手系列店や、店舗を多く展開しているお店はこれに当てはまりますね。違法行為を一店舗でもしてしまえば、全ての系列店の営業を終了しなければならに事になりますから、デメリットが大きすぎるでしょう。
しかし、違法店は得てして大々的な宣伝をしていません。それどころか、トラブルが起こると店名を変えたりしていますまるでぼったくり居酒屋の手口。こういうお店は看板もすぐに変えられるように簡素に出来ています。
見極め方その③ 看板にとある文言がある
全てのお店がそうというわけではありませんが、違法店の場合、看板にそれっぽい文言を記述する傾向があります。以前は「回春」という文言を使っていることが多かったのですが、取り締まりがきつくなってきたので、最近はこれを使うお店は少なくなってきています。最近よく見かける文言はというと……
・リンパマッサージ
・ラジュニールセラピー
辺りでしょうか。音だけ聞くと、なんだか本格的なマッサージっぽくていい隠れ蓑ですよね。ちなみに「ラジュニール」はフランス語で「若返り」という意味です。つまり回春だと遠回しに言っているようなもの。
見極め方その④ 所在地不明
いやお店出してるのに所在地不明ってどういう事?と、普通の方なら怪しんでこういったお店は避けてくださると思いますが、一応説明しておきましょう。お店を選ぶとき、大抵のお客様はネットからホームページを見て予約されているかと思います。しかしあるのです。店舗の住所を掲載していないお店が。
こういったお店は、かなりの確率で違法店になります。いかがわしい行為を容認している自覚があるので、住所の公開が出来ないのです。ちなみに、予約は電話、メール、LINEのみのやり取りで、住所もその時にしか伝えられません。「駅に着いたら電話でご案内しますね」といった感じに。こういったお店は「見極め方その①」で紹介した通り、固定電話も使われていないのが特徴です。
見極め方その⑤ 料金が高め
メンズエステにも高級店はあるので、一概に「高い=違法店」とは言えないのですが、60分で12,000円になる場合は性的サービスを行っている可能性があります。事前にホームページで料金や雰囲気を調べておくといいでしょう。
見極め方その⑥ 紙パンツが置いてない
紙パンツにおいては様々な意見があるのですが、紙パンツを「そもそも置いていない」お店は違法店になります。実際何年か前に紙パンツを置いていなかったという理由で摘発されたメンズエステ店もあります。
ちなみに、紙パンツが置いてあるお店で、履かなくても大丈夫だと言われることがありますが、どうやら「紙パンツを履かないこと」事態は違法ではないようです。でも着用が義務付けられているお店ではきちんと履きましょう。